京都の名物のひとつとして鯖寿司が挙げられますが、「一度も食べたことがない」「どこのお店のを買えばよいか迷ってしまう」と言う方も多いでしょう。
京都には鯖寿司が美味しい有名店や老舗店舗が数多く存在しており、お土産として買えるだけではなく、通販でお取り寄せができるところもあります。
今回は京都で鯖寿司が有名なおすすめのお店を11店厳選してご紹介しますので、ぜひ気になるお店を探してみてください。
京都の鯖寿司が美味しい店おすすめ8選!老舗からリーズナブルまで
京都祇園新地 いづう
「京都祇園新地 いづう」は、1781年に創業した、京都を代表する鯖寿司の老舗です。かつて若狭から京都へ鯖が運ばれた鯖街道の終着点である京都において、お祝い事や祭りに欠かせないご馳走であった鯖寿司を今日まで変わらぬ製法で守り続けています。
鯖寿司の命ともいえる素材選びに大きなこだわりを持っているのも特徴です。使用される鯖は日本近海で獲れた脂ののった良質な真鯖のみで、これを絶妙な塩加減と酢加減で締め、旨味を最大限に引き出しています。
すし飯には粘りや甘みのバランスが異なる複数の米を独自に配合した「いづう特選米を使用しており、脂ののった鯖との相性は抜群です。
寿司全体を包み込み、熟成を促す役割を持つ北海道産の厚みのある昆布も旨みを引き立てています。
住所:京都府京都市東山区八坂新地清本町367
営業時間:月・水・木・金・土 11:00~22:00 日・祝日 11:00~21:00
定休日:火曜日
電話番号:075-561-0751
参考URL:京都祇園新地 いづう
京都嵯峨野 和泉家吉之助 小倉山本店
「京都嵯峨野」は、「さば寿しを日常に」がコンセプトの鯖寿司専門店です。
京都において鯖寿司は、古くからお祭りや祝い事の際に食される特別なご馳走とされていましたが、こちらでは鯖寿司を手軽に楽しめることに重きを置いた商品づくりを心がけています。
最大の特徴は、しょう油をつけずにそのまま食べることを前提としたしっかりとした味付けにあります。
厳選された鯖を絶妙な塩梅で締め、鯖本来の濃厚な旨味を引き出すとともに、独自の調理法によって奥行きのある風味を完成させています。
一口食べれば、鯖の脂の甘みと酢の爽やかさや素材同士が調和した深い味わいが口いっぱいに広がるでしょう。晩御飯の一品に、来客用になど多種多様なシチュエーションで楽しめるのが京都嵯峨野の魅力です。
住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山 堂ノ前町24-10
営業時間:11:00~17:00
定休日:不定休
電話番号:0120-141-238
参考URL:京都嵯峨野 和泉家吉之助 小倉山本店
京都祇園の京すし 千登利亭
「千登利亭」は明治32年の創業より地元民に愛されている老舗店舗です。千登利亭の鯖寿司の最大の特徴は、素材の持ち味を最大限に高めるための丁寧な仕込みにあります。
使用されるのは、店主自らが厳格な基準で吟味して仕入れた国産の真鯖です。この脂ののった鯖に天然塩をふり、じっくりと水分を抜くことで、鯖本来の濃厚な旨味をぎゅっと凝縮させています。
単に塩味をつけるのではなく、余分な雑味を除き、魚体の質を均一に整えるこの工程があってこそ、他店と差別化できる鯖寿司の提供につながっているのでしょう。
締め工程にも老舗ならではのこだわりを持ち、旨味が凝縮された鯖を、京都産の米酢でほんの数分間だけ締め、その後すぐに引き上げています。これにより酢の入りすぎを防ぎ、まろやかな口当たりを叶えています。
住所:京都府京都市東山区団栗通大和大路西入ル六軒町203
営業時間:11:00~17:00
定休日:木曜日
電話番号:075-561-1907
参考URL:京都祇園の京すし 千登利亭
いづ重
「いづ重」は祇園の地で多くのファンから愛される老舗店です。明治末期にいづうより暖簾分けを受けて創業して以来、伝統の製法を一切変えることなく今日まで守り続けているのが最大の特徴です。
鯖寿司はおくどさん、いわゆる薪釜で炊き上げた滋賀県産の江州米を使用し、熟練の職人が一つひとつ手作業で巻き上げるという、惜しみなく手間をかけた逸品となっています。
鯖とシャリの馴染みを良くするために施される強い締めの技術も優れており、重みと伝統を存分に感じられるのではないでしょうか。
またいづ重の鯖寿司の主役となっているのは、日本海、特に対馬沖などの荒波で獲れた一級品の真サバです。
脂ののった厚みのある真サバを塩と酢で絶妙に調整し、サバ本来の旨みを最大限に引き出しています。
住所:京都府京都市東山区祇園町北側292-1
営業時間:10:30~17:00
定休日:水・木曜日
電話番号:075-561-0019
参考URL:いづ重
いづ源
「いづ源」は日常に寄り添いながら、本格的な京すしの味を守り続けている名店です。こちらの鯖寿司の特徴は、ひと目でその質の高さが伝わる肉厚なサバの使用にあります。
厳選された良質な真鯖は、口に運んだ瞬間に広がる脂の甘みと青魚特有の力強い旨味が凝縮されており、非常に食べ応えがあります。
職人が長年の経験に基づいた絶妙な加減で締め、鯖の風味を引き立てるまろやかな酢飯と合わせることで、一体感のある深い味わいを生み出しています。
また、単品の鯖寿司だけでなくメニューのバリエーションが豊富なのも人気の秘密です。
京都の伝統的な寿司を贅沢に詰め合わせた月セットは、自慢の鯖寿司に加え、彩り豊かな箱寿司、ジューシーないなり寿司、そして丁寧に巻かれた巻き寿司の4種類が盛り込まれています。
住所:京都府京都市下京区高倉通り綾小路下る竹屋町391
営業時間:11:00~14:30 15:30~19:00
定休日:木曜日
電話番号:075-351-2516
参考URL:いづ源
鯖街道 花折 下鴨店
「鯖街道 花折」は、その名の通りかつて若狭から京へと鯖を運んだ鯖街道の歴史と文化を現代に伝える名店です。創業百十年という長い歴史を持ち、伝統を重んじた製法で丁寧に鯖寿司を作っています。
新鮮な鯖に塩をあてて旨味を凝縮させる伝統的な技法である「一汐のサバ」にこだわりを持っているのも鯖街道 花折ならではです。
刺身でも食べられるほど鮮度の良い鯖を厳選し、職人が長年受け継がれてきた伝承の製法によって絶妙なタイミングで締められているため、生臭さがないのはもちろん、サバが持つ旨みを存分に感じられるでしょう。
鯖の旨味を受け止めるシャリや香りを添える北海道産の真昆布、それらすべてが一体となるよう数日間かけて熟成させる手法は、まさに職人芸の結晶と言えるでしょう。
住所:京都府京都市左京区下鴨宮崎町121
営業時間:10:00~15:00
定休日:水曜日
電話番号:075-712-5245
参考URL:鯖街道 花折 下鴨店
きし鮓
「きし鮓」は地域の人々に親しまれ、伝統的な京すしの技術を大切に守り続けている名店です。
店内でもお食事を楽しむことができ、鯖寿司に関しては3個や4個といった少量から注文することができるのが魅力です。
「一本では食べきれないけれど、伝統の味を少しだけ楽しみたい」という方や少人数の家族にとっては助かりますし、観光に来た外国人の方にも好評です。
また、鯖寿司だけではなくさまざまなお寿司を幅広く楽しめるのもきし鮓の魅力のひとつです。
握り寿司やちらし寿司などの取り扱いもあり家族それぞれの好みに合わせて選べるため、お祝い事から普段使いまで幅広いシーンで重宝されています。鯖寿司は6切れでテイクアウトもできるため、「自宅で手軽に楽しみたい」という方にもおすすめですよ。
住所:京都府京都市東山区宮川筋5-333-1 1F
営業時間:月・木・金・祝前日・祝後日 17:00~21:00 土・日・祝日 12:00~14:30 17:00~20:30
定休日:火・水曜日
電話番号:050-5570-1294
参考URL:きし鮓
京のすし処 末廣壽司
「末廣壽司」は、歴史ある京都の街並みの中で江戸時代から続く伝統の味を今に伝える名店です。
1830年頃の創業より、約200年にわたって京寿司の伝統を守り続けている老舗店として地元の方々より長く愛されています。
看板メニューの鯖寿司は脂ののった国産の真鯖を厳選し、塩と酢の絶妙な塩梅で締めることで鯖の旨味を最大限に引き出した逸品です。長い年月を経て磨かれたその味わいにより、京都の食文化の深みを感じられるでしょう。
鯖寿司だけでなく、独自の製法で丁寧に作られる多種多様なお寿司を楽しめるのも大きな特徴です。
彩り豊かで目にも鮮やかな箱ずし、素材の食感が活きる巻ずし、お出汁をたっぷり含んだおいなりさん、そして華やかなちらしずしなど、京寿司の代表格がずらりと揃っています。
住所:京都府京都市中京区寺町二条上ル要法寺前町711
営業時間:11:00~18:00
定休日:月・火曜日
電話番号:075-231-1363
参考URL:京のすし処 末廣壽司
京都の鯖寿司のお取り寄せ・持ち帰り店おすすめ3選!
朝日屋
「朝日屋」は国宝・石清水八幡宮の麓に店を構える有名店です。創業100年以上の歴史を刻む老舗店として知られており、上質な鯖寿司をお取り寄せしたいという方にはピッタリです。
脂ののった最高品質の鯖を贅沢に使用した鯖寿司を出来立てからすぐに発送してくれるため、まるでお店で鯖寿司を味わっているかのような新鮮さを感じられるのではないでしょうか。
鯖寿司のバリエーションは豊富で、鯖の質や厚みに合わせ日常の贅沢から特別な日のための極みまで、予算や用途に応じて選択が可能です。
特に極みは、驚くほど肉厚で鯖が持つ上質な脂をしっかりと感じることができるでしょう。香ばしく焼き上げた鯖の風味が食欲をそそる焼き鯖寿司も人気で、生ものが苦手な方にもおすすめです。
公式サイト:朝日屋
魚又
「魚又」は、素材にこだわり抜いた鯖寿司が魅力のお店です。魚又の鯖寿司は、魚屋として長年培ってきた鋭い目利きを武器に四代にわたって育まれてきた自慢の逸品となっています。
代々受け継がれてきた仕入れのノウハウと素材の良し悪しを見極める厳しい基準により、その時々でもっとも状態の良い鯖が選ばれているため、味のブレがなく、いつ食べても「おいしい」と感じられるでしょう。魚屋が作る本気の鯖寿司を食べてみたい方にはぜひ試していただきたい逸品です。
熟成によって鯖の脂がシャリに馴染み、まろやかな一体感を感じられるため、「鯖寿司を食べたことがない」という方でも満足できるのではないでしょうか。
肉厚な鯖の弾力と口の中でほどけるシャリを、自宅でじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。
公式サイト:魚又
大徳寺さいき家
「大徳寺さいき家」は、昭和8年の創業以来京料理の伝統を現代に伝える仕出し料理の専門店です。
さいき家の鯖寿司の特徴は素材の良さを引き立てる繊細な仕立てで、脂がしっかりとのった良質な国産さばを使用しています。
職人が絶妙な塩梅で締め上げた鯖は濃厚な旨味がありながらも後味は爽やかで、「ずっしりとした鯖寿司は少し苦手」という方でも満足できるのではないでしょうか。そして鯖寿司の上には薄く削り出したおぼろ昆布が丁寧にあしらわれているのも特徴です。
一般的な鯖寿司によく見られる厚手の白板昆布ではなく口当たりの柔らかいおぼろ昆布を使用することで、口に入れた瞬間に昆布の磯の香りと鯖の脂がとろけ合う、一体感のある味わいを楽しむことができますよ。
公式サイト:大徳寺さいき家
京都の鯖寿司によくある質問
鯖寿司はなぜ京都名物なの?
京都が内陸の盆地であり、新鮮な魚が手に入りにくかった歴史背景が深く関係しています。かつて福井県の若狭湾で獲れた鯖を塩漬けにして京都まで運ぶ道があり、「鯖街道」と呼ばれていました。
徒歩で一昼夜かけて運ばれる間に塩が鯖に馴染んで絶妙な旨味に変わることから、京都で鯖は貴重かつ美味しい魚として重宝されました。
それが京の職人の技によって精巧な棒寿司へと進化し、お祭りや祝い事に欠かせない特別なご馳走として定着しました。
鯖寿司は食べ過ぎても大丈夫?
鯖は青魚の王様と呼ばれるほど栄養豊富ですが、食べすぎると健康に影響を及ぼす恐れがあります。
鯖寿司は脂がのった鯖と砂糖を効かせた酢飯、さらに塩締めされた素材を使っています。1個あたりの満足感が高いためついつい手が伸びますが、カロリーや塩分も相応にあるため適量を心がけるのが一番です。
また酢や塩で締めてはいるものの生ものに近い性質があるため、体調が優れない時やアレルギーがある方は注意しましょう。
お土産におすすめの鯖寿司は?
鯖寿司がおすすめの店舗はいくつかあり、シチュエーションや予算に応じたものを選ぶのがよいでしょう。
伝統に重きを置いている方は、「いづう」や「いづ重」がおすすめです。竹皮に包まれた佇まいは高級感に溢れ、目上の方への贈り物としても間違いありません。
家族の団らんとして楽しむのであれば、豊富なセットがある「いづ源」や3、4個から買える「きし鮓」が分け合いやすく便利です。
お取り寄せで誰かにお届けしたいのであれば、種類が豊富な「朝日屋」や名物のだし巻き卵と一緒に楽しめる「大徳寺さいき家」が喜ばれるでしょう。
まとめ
京都と言えば鯖寿司が有名ですが、「どの店舗を選んだらよいかわからない」と悩んでいる方も多いかもしれませんね。
それほど京都には数多くの鯖寿司専門店が存在していますし、100年以上続く老舗店から誰もが知る有名店、時代に合った味付けの人気店などあらゆるタイプのお店が散見されます。
お店によって素材の選び方やボリューム、酢飯との配合は異なるため、シチュエーションや好みに応じて専門店を選ぶのが一番でしょう。
今回ご紹介したお店はすべて鯖寿司の有名店であるとともに口コミ評価も高いところばかりですので、気になるお店があればぜひ足を運んでみてくださいね。
